交通事故における行政書士と弁護士の違い
行政書士は、依頼者のために文書の作成をすることを仕事としています。
交通事故の場合、行政書士は保険会社に対する請求書を作成しています。
保険会社から賠償金を支払ってもらうには、保険会社に請求書を送付した後、示談交渉や裁判をしなければなりません。ところが、行政書士には、依頼者のために保険会社と交渉したり、裁判をする権限はありません。
そのため、依頼者本人が保険会社と交渉し、裁判をする場合等には、改めて弁護士を依頼することになります。
弁護士は、依頼者に代わって交渉したり、裁判をすることを主な仕事としています。
依頼者のために文書を作成するだけではなく、依頼者に代わって保険会社と交渉し、交渉がまとまらなければ依頼者の代わりに裁判まで行いますので、弁護士に依頼すれば交通事故の最初から最後まですべての手続きをおこなうことができます。